東海東京証券、名古屋市でオープンイノベーション勉強会　経営者など30人超参加

東海東京証券は8月10日、新ビジネスの研さんと創出の機会を提供するオープンイノベーション勉強会を名古屋市で開催した。中部地方の企業経営者や大学研究者など30人以上が参加した。

基調講演は、富士通CDXO（最高デジタル変革責任者）の福田譲氏が登壇。デジタル技術の最新動向や同社のDXプロジェクト「フジトラ」を紹介し、社内DXの進め方について説明した。

スタートアップピッチでは、製造業分野のデータ利活用を推進するSUPWATと、外国人向けの医療支援事業を手掛けるメディフォンの2社がビジネスモデルを紹介した。

東海東京証券は、2016年に中部オープンイノベーションカレッジを創設。東海東京フィナンシャル・ホールディングスの石田建昭会長が代表を務め、経営者や研究者などを招く勉強会を定期的に開催している。今後は、技術者出身の経営者で構成する「技術経営士の会東海支部」と連携した企画にも取り組む方針。