秋田銀、投資子会社とファンド設立 事業承継や創業を支援

2023.08.01 19:55
新会社設立
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

秋田銀行は8月1日、投資専門子会社「あきぎんキャピタルパートナーズ(ACP)」(石川聡代表取締役)と「あきぎんNEXTファンド」を立ち上げた。事業承継や創業・起業期の事業者などに投資し、事業の存続や成長を後押ししていく。ファンド総額は10億円。


ACPは7月に設立。ファンドを運用し、オーナー企業の承継支援や中長期で収益化を目指す知財ビジネスなど、銀行融資だけでは難しい資金ニーズに株式や社債での投資で応える。従業員は5人。事業承継では同行営業支援部の担当者10人、創業では同行地域価値共創部の担当者3人と連携して取り組む。


また、事業拡大や第二創業、資金調達の多様化など、事業者のニーズに応じた出資も行う。ACPの川村浩二取締役事業部長は「投資業務を通じて、経営者と同じ目線で課題を見て、ともに企業を成長させていく存在となりたい」と語った。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

秋田県内金融機関、森林クレジットの販売支援で 自治体などと連携
上小阿仁村との締結式に出席した(左から)北都銀の渡邊幸一・常務執行役員、小林悦次村長、秋田県信組の北林貞男会長(4月30日、北都銀提供)
秋田銀、洋上風力起点に地域振興 27年度支援先500件へ
東北地区地域銀で入行式、トップが訓示 門出を祝う
新入行員代表の答辞を聞く小林頭取(3月28日、七十七銀本店)
秋田銀、JR東日本の事業へ参画 県内企業と首都圏つなぐ

関連キーワード

新会社設立

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)