秋田銀、投資子会社とファンド設立 事業承継や創業を支援
2023.08.01 19:55秋田銀行は8月1日、投資専門子会社「あきぎんキャピタルパートナーズ(ACP)」(石川聡代表取締役)と「あきぎんNEXTファンド」を立ち上げた。事業承継や創業・起業期の事業者などに投資し、事業の存続や成長を後押ししていく。ファンド総額は10億円。
ACPは7月に設立。ファンドを運用し、オーナー企業の承継支援や中長期で収益化を目指す知財ビジネスなど、銀行融資だけでは難しい資金ニーズに株式や社債での投資で応える。従業員は5人。事業承継では同行営業支援部の担当者10人、創業では同行地域価値共創部の担当者3人と連携して取り組む。
また、事業拡大や第二創業、資金調達の多様化など、事業者のニーズに応じた出資も行う。ACPの川村浩二取締役事業部長は「投資業務を通じて、経営者と同じ目線で課題を見て、ともに企業を成長させていく存在となりたい」と語った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 一部地域銀、レビキャリ活用に悩む 金融庁から強い働きかけ
- 片山さつき財務・金融担当相 積極財政で力強い経済成長
- 住宅ローン、物件高騰で長期・大口化 利上げ耐性にもろさ
- 信金、メール運用の見直し検討 犯罪対策や内部監査強化
- 城南信金と京都中央信金、生成AIの共同研究会 キックオフイベント開催
- 大手信金、内々定者交流で辞退減 「転勤なし」ニーズ合致
- みずほFG、内定辞退率10ポイント改善 役員が交流、〝距離〟縮める
- SBI新生銀、地銀向けにデジタル資産テーマのセミナー 87行217人が参加
- 経産省、人的資本経営の成果を共有 しずおかFGやCCIGが発表
- 信金、人材紹介支援広がる 「スキマバイト」活用