英国の歴史家トマス・カーライルの代表作は「フランス革命史」。その膨大な枚数の完成原稿を友人の哲学者ジョン・スチュアート・ミルに読んでもらおうと送ったところ、ミル家の女中が暖炉の焚(た)き付け用と勘違いして全て燃やしてしまった▼彼のようなライフワークの大作とは比べようもないが、取り返しの付かない悔しさには覚えがある。昔のワープロはよくフリ...
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