四国銀・幡多信金、改正電帳法対応でセミナー 経理担当者ら80人出席
2023.07.25 18:00
四国銀行と幡多信用金庫は7月25日、四国銀本店でワークスタイルデザイン事業などを手掛ける岡村文具(高知市)と共同で「改正電子帳簿保存法対応セミナー」を開催した。同法への対応やデジタル化を検討している企業の経理担当者ら約80人が出席した。
セミナーは5部構成で、同行のほか、NTT東日本やマネーフォワード、岡村文具、高知県中小企業団体中央会の担当者が、改正法のポイントや対策、デジタルツールの活用についてそれぞれ解説した。
四国銀は事業者向けデジタル化コンサルティングを紹介。イノベーション推進部の和泉拓樹部長代理が、事業者にデジタル化を通じた課題解決などをアドバイスする「デジタルプランニングデスク」の役割や支援内容、事例などを解説した。また、高知県中小企業団体中央会は、デジタル化に有効なIT導入補助金の仕組みなどを解説した。
会場には、参加者にデジタルツールを実際に見てもらうため、複合機やパソコン画面の実演を通じて効率性を体験してもらうコーナーや、個別相談ブースを設置。同行の須賀昌彦常務は冒頭挨拶で、「実際のデジタル化の方法を体験していただき、自社におけるデジタル化の具体的なイメージを持っていただければ」と呼びかけ、デジタル化による課題解決の重要性を訴えた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から
- 筑波銀美浦支店、競走馬への融資に挑戦 事業性融資11%超伸長