しずおかFG、スタートアップと県内企業結ぶ　マッチングイベント開催　

しずおかフィナンシャルグループ（FG）は7月19～21日、静岡県と連携してベンチャー企業と静岡県内企業を結ぶビジネスマッチングイベントを開催。デジタル技術などを駆使し、実績をあげるベンチャー・スタートアップ102社がブース出展。ヤマハやソフトバンク、スズキなどのほか、大和証券、野村証券、三井住友海上保険など約60社が協賛した。

イベントは「TECH BEAT Shizuoka」と銘打ち、今回で９回目の開催。出展は人工知能（AI）、ビッグデータ、フードテック、メタバース、宇宙、MaaS（サービスとしてのモビリティ）など最新テクノロジー分野のスタートアップが集結。今回から同FG傘下の静銀キャピタルが出資する企業を大幅に増やして15社も参加した。大手楽器メーカーのヤマハに新技術をPRするピッチコンテストも開いた。

また、村井英樹・内閣総理大臣補佐官が「ChatGPTのインパクトと我が国の対応の方向性について」、松尾豊・東京大学大学院工学研究科教授が「AIは世界をどう変えるのか」をテーマに講演した。

さらに来場者特典として3000人にブロックチェーン技術を駆使したメラタケル氏のNFTアート（クリプトアート）作品をプレゼントするなど、最新テクノロジーを押し出してイベントを盛り上げた。