西日本シティ銀、VRイベントに出展　地域のにぎわい創出

西日本シティ銀行は、HIKKY（東京都）が主催する世界最大級VRイベント「バーチャルマーケット2023  Summer」（7月15～30日）にブースを出展している。メタバースを活用し、地域のにぎわい創出につなげる。バーチャルマーケットへの出展は地方銀行で初めて。

イベントは今回で10回目。福岡と東京・秋葉原、米ラスベガスの3つのバーチャル会場で延べ100万人以上の参加が見込まれる。

西日本シティ銀は福岡会場にブースを設置。JR博多駅構内に同行キャラクター「ワンク」と写真撮影ができる空間や、博多駅前広場にワンクハウスなどを設け、アバターでワンクに乗って広場を散策できる。また、26年竣工予定の新本店ビルを再現した空間もある。

同行広報文化部の西口正樹部長は「メタバースのニーズが高まり、銀行でもバーチャル上での取引など将来的な可能性も広がっている。新たな体験を提供したい」とあいさつした。