奈良中央信金、ビジネススクール開講 若手経営者や後継者が受講
2023.07.13 19:51![](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/onIMG_0638.webp)
奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)が運営する取引先組織「ちゅうしんビジネスクラブ」は7月13日、第8期「ちゅうしんビジネススクール」を開講した。第1回目の今回は、会員企業の若手経営者や後継者26人と同信金の渉外担当職員14人が参加した。
講座は7~11月の毎月開催で全5回。共通のテーマとして「次世代経営者が挑戦するべきものとは何か」を掲げる。講師はインクグロウ社の坂口晋弘氏が務め、10月は中小企業診断士の資格を持つ同信金職員が担当する。
第1回目は「次世代経営者が今取り組むべきこと」がテーマ。特に今回は「経営戦略」について講義やグループワークで理解を深めた。参加者は「自社でも取り入れられるかも」など、自身のビジネスと結びつけていた。
最終回までに目指すのは「自社を成長させることができる」経営戦略の立案。今後は講座に加え、講師とのウェブ面談や同信金職員との意見交換を行う。
開講に先立ち、同信金の谷野守弘専務理事は「いかに企業を『継続』していくか、体系的に学んでほしい」と挨拶した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発