九州財務局、河村新局長が就任会見 「現場の声を聞く」
2023.07.11 19:20
九州財務局は7月11日、河村企彦新局長の就任会見を開いた。初めての九州勤務となる河村局長は熊本県の印象について、「半導体大手TSMCをはじめ、非常に活気のある地域。また、緑が多く住みやすい街であると聞いているので公私ともに楽しみだ」と話した。
金融庁検査局で検査官の経験が長かったため、「現場に足を運び、実際に見ることや話しを聞くという現場重視の姿勢が重要だと考えている。地域の実情や要望などを聞き、効果的な施策の形成に貢献したい」と抱負を語った。
河村企彦氏(かわむら たつひこ)=山口県出身、59歳。86年広島大卒、中国財務局入局、近畿財務局理財部長、国家公務員共済組合連合会総務部長、近畿財務局総務部長、独立行政法人造幣局総務部長、同理事を経て現職。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 西武信金、役員OBが「幕賓役」で活躍 現役時の担当店サポート
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 西京銀、農業分野へ関与強める 出資や行員出向、専門部署も
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- auじぶん銀、1カ月定期の金利9%に 阪神リーグ優勝受け
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- やさしいニュース解説 地域金融機関の預金減少 動き始めた利用者
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- りそな銀 国内初、学習支援預金 公文の授業を一部無償化