奈良中央信金、万博セミナーで県内企業に情報周知
2023.07.11 19:05
奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)は7月11日、第20回ちゅうしんWEBセミナー「今からでも間に合う!奈良県内中小企業の万博活用」をオンラインと会場のハイブリッド形式で開催した。取引先や奈良財務事務所などから約30人が参加した。
セミナーは、奈良県内の事業者に万博参画の方法を知ってもらうことが狙いで、2025年日本国際博覧会協会の今野水己氏が講師を務めた。今野氏は、万博のコンセプトや会場などの基本的な事項から、企業のブース出展の具体的な方法まで幅広く説明。参加者たちは時折メモを取りながら、熱心に耳を傾けていた。その後の質疑応答では、出展プランの詳細について質問が出た。
特に関心を集めていたのが、会場での15分間のステージ発表と1日のブース展示がセットになった「共創チャレンジ」と呼ばれる出展プラン。今野氏によると、同プランには3000組以上が参加でき、中小規模の事業者にも参加のチャンスがあるという。
セミナー後、同信金の高田理事長は「県内の事業者にも万博参加の方法を共有していきたい」と意欲を見せた。
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