富山信金の顧客組織、室井滋氏招き議論 富山県の未来語る
2023.07.05 19:21![参加者と意見を交わす室井氏(左)と山地理事長(7月5日、富山市内)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/07/on室井.webp)
富山信用金庫(富山県、山地清理事長)の取引先で組織する「とみしんビジネスクラブ」は7月5日、富山市内で定期総会を開催した。メインイベントとして、富山県出身の俳優・室井滋氏を招いたパネルディスカッションを企画。山地理事長らと、県の未来について意見を交わした。
テーマは「魅力ある未来の富山に向けて」。山地理事長や室井氏、横田美香・富山県副知事など5人のパネリストが、官民の視点から将来に向けた提言を発表した。
山地理事長は、観光地のPRに力を入れることを強調。県外の人に会う時は、巨大な雪壁で有名な「雪の大谷」の風景写真をデザインした特製の名刺と、自身が撮影した写真を見せながら、現地の魅力を伝えているエピソードを披露。トップセールスの裏側を語った。
富山市中心部の繁華街「総曲輪(そうがわ)」にあるアーケード街。室井氏は「いつ来ても活性化していない」と感想を述べたうえで、「県内から人が来るように、他の県や国の人に貸し出してみては」と独自の視点で提案した。
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