大阪シティ信金、尼崎支店を総合店舗へ 貸出金88億円に拡大

2023.07.03 22:05
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テープカットで開店を祝う髙橋理事長(左端、7月3日)

大阪シティ信用金庫(髙橋知史理事長)は7月3日、JR尼崎駅南口ロータリーにあった尼崎支店(菅雅裕支店長)を西に約200メートル移動して新築移転した。


2020年11月に同地に空中店舗として開店。居住用の高層マンションと工場・事業所が多く順調に事業性取引が増え、今回個人取引も対象にしたフルバンキング店舗にした。6月末では預金残高30億円、貸出金残高88億円。今後、兵庫県内の取引先移管分を含めると貸出金は100億円程度になる。新築記念で3年もの定期預金を同店限定で、特別金利0.3%で取り扱う。募集額は30億円。


新店舗はベージュ基調の外観で鉄骨造2階建て、敷地面積345平方メートル、延床502平方メートル。営業室は、通常のカウンター2台、ハイ・ロー切り替え式カウンター2台、相談室1、応接室1など。


髙橋理事長は、「金融機関の店舗統合が増え、顧客の不安の声をきっかけに取引が始まり、事業性取引が順調に拡大した。今後も事業所取引を増やしたい」と話す。



多くの顧客が来店した新築移転の初日(7月3日)

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