京都中央信金、西五条・西八条支店を新築 上階は社会人向け寮

2023.07.03 21:29
店舗
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
テープカットをする(左から)白波瀬理事長と森嶋支店長

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は7月3日、旧西五条支店の北側敷地に西五条支店・西八条支店統括店を新築オープンした。


建物は8階建てで、1、2階を営業室、3階以上の114室をワンルームで近隣企業に勤める社会人などを対象とする賄い付きの寮にする。同信金が支店ビルの上階を賃貸するのは3例目で寮として活用するのは初めて。居住スペースは共和メンテナンス(東京都)に一括で賃貸する。 


新店舗に隣接する旧店舗は取り壊して新店舗ビルとつなげ、2025年4月をめどに賃貸部分をオープンする。新ビルの敷地面積は1942平方メートル。延べ床面積は4199平方メートルで、うち支店部分は744平方メートル。


森島寿夫支店長は「西五条支店・西八条支店の預金は計590億円、貸出金は同405億円で合計の預貸和は996億円。これを一日も早く1000億円にし、毎年預貸和で10億円ずつ増やしていく」ことが目標と意欲を示した。


白波瀬理事長は「三条支店と四条支店も立地に合わせたテナント入居型店舗にする予定」と語る。四条支店は2026年初め頃に、支店のほか物販とオフィスが入居する賃貸ビルとしてオープン予定。



新築オープンした西五条支店・西八条支店。左側は旧店舗。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
6月24日付で理事長に就任する京都中央信金の植村幸弘専務
京都中央信金地域創生部・山下次長、働きながら博士号 「業務に生かしたい」
学位記を持つ山下次長(5月7日、本店)
京都中央信金、京都先端大で金融経済講座 学生に金融リテラシーを
学生に講義する細井業務役(5月22日、京都先端科学大)
京都中央信金の子会社、 積水ハウスとコラボ企画 住宅展示場に協力 
西陣織のソファや漆塗りのテーブルなどを採用した新しい住宅展示場(5月15日、京都市)

関連キーワード

店舗

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)