青い森信金とマネックス証券、八戸工大で金融教育
2023.06.23 18:45
青い森信用金庫(青森県、益子政士理事長)は6月23日、マネックス証券と連携して八戸工業大学で金融教育特別授業を行った。感性デザイン学科1年生の約30人が聴講した。
成人年齢の引き下げに伴い、学生が金融取引に関する正しい知識を持ち、豊かな未来を築くための参考にしてもらうことが目的。
マネックス証券は、コールセンターと事務部門などが八戸市にあり、約100人の従業員が勤務。投資教育にも取り組んでいることから、同信金は連携して金融教育に取り組むことにした。両者は、2022年10月に青森県立八戸高校で金融教育を実施しており、今回で2回目。
講師を務めた同信金地域支援室の村本尚彦氏は、「これは知っておこう!金融リテラシー」をテーマに、ライフプランとお金、成人年齢の引き下げ、ローンの仕組みなどを説明した。
同証券マネックス・ユニバーシティ室の和田真弥氏は、「初めての資産運用基礎講座」をテーマに講義。資産運用の必要性をはじめ、証券会社の役割、ネット証券会社と対面証券会社との違い、預貯金、株式、投資信託、FX(外国為替証拠金取引)、暗号資産などの金融商品を説明した。授業終了後に、マネックス証券の創業者である松本大マネックスグループ取締役会議長兼代表執行役社長CEOが執筆した本「お金の正体」を学生にプレゼントした。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手