鹿児島銀、みずほ通支店を移転 内装にこだわり

2023.06.05 19:04
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カウンターや間接照明のデザインにはやわらかい印象を与える曲線を使った
カウンターや間接照明のデザインにはやわらかい印象を与える曲線を使った

鹿児島銀行みずほ通支店は6月5日、旧店舗から約300メートル西にあるテナントビル1階に移転オープンした。個人特化店で、来店客にゆったりと快適に利用してもらえるよう、内装にこだわった。


延べ床面積は約310平方メートルで、ロビースペースを旧店舗の約1.5倍に広げた。空間にゆとりを設け開放感を持たせるため、南側と北側はガラス窓を大きく取り、天井高も通常より高い3.2メートルとした。カウンターは柔らかい印象を与える曲線を多用したデザインを採用。


移転先は同行取引先が新築したビルで、ATM1台に、ハイカウンター二つ、ローカウンター一つ、相談ブース2カ所を設けた。駐車場はビルの共同利用分を使う。専用の自家発電装置も備えた。


旧店舗は木造で、建築から約40年が経過、ロビーの広さも十分でなかった。


開店前には同行の碇山浩美専務が「広く快適な店舗で、高いホスピタリティーの発揮を」とあいさつ。同店の今福理絵支店長は「明るく開放的になった。お客さまに喜んでもらえる店にしたい」と話していた。行員宣誓を行った営業担当の田中拓実氏は「地域に親しまれ信頼される店づくりに貢献していく」とした。

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