少短協、元職員が3200万円を横領
2023.06.02 20:25日本少額短期保険協会は6月2日、経理業務を担当していた元職員が、3279万4000円の金銭を横領していたと発表した。元職員は2014年度から退職する前年度の2021年度まで、反復的に同協会の資金を不正に引き出し、それを隠ぺいするために会計帳簿を改ざんしていた。
後任者が初の決算(2022年度)を行う際、いくつかの不備が発覚し調査を続けていた。被害額と遅延損害金全額は5月10日に一括回収した。
同協会は外部専門家で構成する第三者委員会を5月に設置しており、調査結果が判明次第、関係者を処分する。