荘内銀、ふるさと創造基金で50件助成

2023.06.02 19:54
社会・地域貢献
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基金の廣瀬渉・運営委員長から贈呈書を受け取る「nico こえ」の代表者(6月2日、荘銀本店ホール、荘内銀提供) 
基金の廣瀬渉・運営委員長から贈呈書を受け取る「nico こえ」の代表者(6月2日、荘銀本店ホール、荘内銀提供) 

荘内銀行は6月2日、「公益信託荘内銀行ふるさと創造基金」の助成金贈呈式を荘銀本店ホールで開催した。学校における教育的な活動、地域住民と一体となった社会教育的な活動、山形県内に伝わる文化的な活動を支援する基金で、2023年度は50先に助成金を贈呈した。


「豊かで潤いのある地域社会の実現」を目指して2001年に創設。23年度は115件の申請があった。贈呈式には、38団体の代表者らが出席し、小児がん患者への支援を目的に「レモネードスタンド」の実施と普及活動を行う山形県青年の家コーディネートボランティアサークル「nico こえ」が助成団体を代表して贈呈書を受け取った。


また、過去の助成団体のうち継続性と発展性で顕著な取り組みがあった団体に贈る「地域貢献大賞」の贈呈も行われた。地域の誰もが気軽に参加できる「場づくり」を継続して行っている家庭教育応援・ボランティア活動団体「アベルんち」(新庄市)と、家庭で余っている食品をもらい受け、必要とする人に無償で渡すフードバンク活動を行う「やまがた福わたし」(山形市)が選ばれた。


松田頭取はあいさつで、「どの申請も地域が抱える課題を敏感に感じ取り、解決に向け率先して力を注ぎ、地域への熱意と愛情を感じるものばかり」とそれぞれの活動をたたえた。

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