東京東信金、船橋市と協定 災害時の帰宅困難者支援
2023.06.02 18:52![帰宅困難者支援で協定を締結した船橋市の松戸市長(左)と東京東信金の中田理事長(6月2日、船橋市役所)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/06/東京東信金、船橋市と協定.webp)
東京東信用金庫(東京都、中田清史理事長)は6月2日、千葉県船橋市と「災害発生時における帰宅困難者支援に関する協定」を締結した。
同市は、災害発生時に乗降客数が多い船橋、西船橋駅を中心に帰宅困難者が多数発生すると予測。帰宅困難者の一時的な受け入れ施設を確保するため両駅周辺の民間事業者と協定の締結を進めている。今回の協定で、同信金船橋支店は災害発生で交通が途絶した際に、同市の要請によりトイレ、休憩場所などを提供する。
当日、船橋市役所で開いた締結式で松戸徹市長は「災害発生時は、帰宅困難者の受け入れスペース確保が大きな課題。今回の協定は非常に心強い」と強調。中田理事長は「地域金融機関として地域の困難時に協力することはいわば使命。万一の時には万全を期して協力していく」と述べた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発