十六FG、日本M&Aと経営承継の合弁会社 7月に設立
2023.05.30 19:47
十六フィナンシャルグループ(FG)は5月30日、日本M&Aセンターホールディングス(HD)と経営承継支援に関する合弁事業の開始で合意したと発表した。7月3日に合弁会社を設立する。開業当初は両社から計十数名の人員を拠出。3年後をめどに売上6億円規模を目指す。
新会社の名称は「NOBUNAGAサクセション」。出資金は2億円(うち資本金1億円)。出資比率は十六FGが6割、日本M&AセンターHDが4割。

新社長には、同FGグループ企画統括部の福井基泰担当部長(53)が就任する予定。同氏は「従来の銀行業務で承継支援に取り組んできたが、一歩進化させた形で地域や経営者の課題に向き合いたい」と語った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%