東和銀、脱炭素へ勉強会 企業が事例発表
2023.05.30 18:41
東和銀行は5月30日、「TOWA脱炭素コンソーシアム第2回勉強会」を群馬県立産業技術センター(前橋市)で開催した。
同コンソーシアムは、同行の取引先事業者の脱炭素化を支援する取り組みで、二酸化炭素(CO2)排出量の削減や資源循環の実現を通じて事業者の企業価値向上を目指している。
今回のテーマは「カーボンニュートラルに取り組む企業と支援策」で、各企業が講師を務めた。「サカモト」はSDGs(持続可能な開発目標)に沿った木製品普及ネットワークづくり、「日本テクノ」は火を使わずCO2も生まない熱処理技術などを披露。この他、「グッドアイ」も成功事例を発表。また、群馬県が具体的な支援策などを説明した。参加費は無料で当日は30人が聴講。参加者同士の情報交換会も行った。
東和銀の櫻井裕之副頭取は「約114社のコンソーシアム会員も環境問題への関心を高めており、当行も2030年までのカーボンニュートラルネットゼロに向けて二酸化炭素排出量の削減を加速したい」としている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 春の叙勲 金融界から24人
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高