滋賀県信保協、4年ぶり感謝状贈呈式
2023.05.29 21:41滋賀県信用保証協会(西嶋栄治理事長)は、5月29日に大津市のびわ湖大津プリンスホテルで、地元金融機関41店舗への感謝状贈呈式を開いた。コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となった。
信用保証の活用で高い実績を上げた店舗を表彰し、副賞として商品券を贈る催し。今回は36回目で、2022年度の優秀店が対象。過去3年はコロナ禍のため、協会役員が代表店舗を訪れて表彰していた。
全16項目のそれぞれの上位となった41カ店の部店長らや金融機関役員が出席した。保証平均残高の増加額が最多だったのは、大垣共立銀行長浜支店の2億5875万円。3カ月ごとのフォローを求める「伴走支援型特別保証」の承諾が最多だったのは滋賀銀行草津支店の30先、6億5240万円だった。
次回の感謝状贈呈では、新たな対象として経営者の保証を求めない支援や企業のデジタル化(DX)支援の項目を加えた。
西嶋理事長は「23年2月のアンケートで、回答企業の7割がゼロゼロ融資の返済に不安があると答えた。ぜひ、伴走支援型特別保証の活用や柔軟な条件変更の検討で相談してほしい」と出席者に呼びかけた。
(訂正)写真説明で感謝状の受け取りは和田尚大次長に、また記事の一部表現を訂正しました(2023年5月30日10時20分)