大分みらい信金、みらいお宝発表会開催　事業先のアイデア実現へ

大分みらい信用金庫（大分県、森田展弘理事長）は5月26日、本店で「第2回みらいお宝発表会」を開催した。中小企業のビジネスアイデアの実現を目指す「みらいお宝発掘プロジェクト」に取り組んでおり、第2期に参加する事業先5社がアクションプランを発表し、専門家と意見交換した。

お宝発掘プロジェクトは、事業構想の掘り起こし（お宝発掘）から計画の策定（お宝磨き）、事業化（お宝活用）まで一貫した支援をするのが特徴。活動には日本財団のわがまち基金で採択された助成金を活用する。

参加した5社は事前に検討した事業の強みと、強みを生かしたアクションプランを10～15分間発表した。その後、日本政策金融公庫別府支店の坂井伸任支店長らビジネスプランアドバイザー9人と意見交換し、事業計画の磨き上げや人脈構築の機会を提供した。

今後、アクションプランの実現に向けて、同信金やビジネスプランアドバイザーなどが一体となって伴走支援していく。大分みらい信金の嵩地秀雄専務は「今後も多くのお宝を発掘し、磨き上げていくことで地域全体の活性化につなげていきたい」と話した。