沼津信金などがサポート、元教員が1300万円相当の楽器遺贈
2023.05.26 08:01
沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)と、同信金が設立した「しんきん成年後見サポート沼津」、沼津市の遺贈スキームを活用し、5月25日、元小学校の教員による1300万円相当の楽器の寄贈が実現した。
遺贈したのは音楽教員で2022年11月に亡くなった藤原マサ子さん。藤原さんは、生前、地域の教育・文化向上のためにためた資金の遺贈を希望。しんきん成年後見サポート沼津が、遺言の作成などをサポートした。同日、沼津市教育委員会を通じ、グランドピアノ3台などが贈られた。
杉崎弘尚理事長は「遺言作成の支援をはじめさまざまなサポートをしており、亡くなられた後も想いを地域に還元するお手伝いをさせていただいた」と語った。
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