沼津信金、初のカウンターレス店舗 ファミマを併設
2023.05.22 20:56
沼津信用金庫(静岡県、鈴木俊一理事長)は5月22日、築42年で老朽化していた北支店(手嶋裕介支店長=職員13人)を新築移転。フルバンキング型でカウンターレスの店舗とし、顧客と寄り添うデザインで、相談しやすい機能を充実した。
移転先は旧店舗から北に約500メートル。製造業が多いエリアで、新規開拓に力を入れる。全職員13人のうち7人を20代とし、行動力重視のスタッフを配置した。

相談ブースが5席に応接室は3部屋。来店時に職員が相談内容を聞き、ニーズに応じてブースへ案内する。応接室は地域住民にも開放する。内装設計は秀光など。ファミリーマートを併設し、駐車場は合計23台分。
鈴木理事長は「カウンターレスという新たな営業スタイルとしてモデルケースの役割。2カ店目も検討している」と。
店舗は鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は517.35平方メートル。ATM3台、全自動貸金庫76函。住所は沼津市宮前町2の4。