三井住友FG 格差解消へ教育機会提供 クーポンや養護施設支援
2023.05.23 04:50-1-1.webp)
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は5月22日、子どもへの教育機会提供へ「チャンス・フォー・チルドレン(CFC)」や「公文教育研究会(KUMON)」と連携することで合意したと公表した。
3年間で3億円を拠出し、「SMBCグループ・スタディクーポン」事業をCFCと行う。スタディクーポンは経済困窮家庭の子どもに提供する。使途は学習塾や習い事など学校外教育に限定する。CFCによると、2023年度募集では募集人員の3.4倍となる888人が応募したという。物価高騰や親の失業が背景にある。今回の連携では、受験生を中心に子ども1人20万〜30万円を支援予定。
KUMONとは、児童養護施設への学習支援で協働する。公文式教育を提供し、三井住友FGの社員ボランティアが金融経済教育を通じた自立を支援する。学習に必要なタブレットの提供や、大学受験費用の一部支援も行う。支援規模は両者が協議して決める。
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