四国銀、小林常務が頭取昇格 山元頭取は会長へ

2023.05.12 21:20
役員人事
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新頭取に就任する小林常務(中央、5月12日、高知県庁)
新頭取に就任する小林常務(中央、5月12日、高知県庁)

四国銀行は5月12日、小林達司常務(62)を頭取に昇格する人事を発表した。6月29日の定時株主総会後の取締役会で正式決定する。山元文明頭取(68)は代表権付会長に就任。会長職は18年6月に野村直史会長が退任してから空席になっていた。


同行は4月から10年ビジョン制定、3カ年の中期経営計画を開始しており、節目のトップ交代となった。また、大和証券との協業をはじめとする新営業体制のスタートや人事制度の改定にも取り組み、行内改革を加速している。


小林常務は会見で「新しい中期経営計画で、お客さまへのフルコミット営業と地域の課題解決を図る企画実行機能を強化する。まずはお客さまの課題、ニーズに意識を持って自分事として捉えながら伴走することでお客さまの成長を地域の発展につなげたい。結果として当行の収益につなげていく姿を目指していく」と抱負を述べた。


小林 達司氏(こばやし・たつじ) 高知県出身、62歳。84年横浜国立大卒、入行、総合企画部長代理、同副部長を経て14年6月執行役員・同部長、16年6月取締役、同部長、18年6月常務。

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