秋田銀と岩手銀、22年度の連携効果2億円 4年後に10億円へ
2023.05.11 19:00
秋田銀行は5月11日、岩手銀行との包括業務提携「秋田・岩手アライアンス」による2022年度の連携効果が両行合算で2億円規模になったと発表した。
21年10月の提携以降、再生可能エネルギー分野を中心にプロジェクトファイナンスを共同推進し、23年3月末までに219億円を実行。秋田銀は6800万円、岩手銀は4800万円の収益につながり、22年度決算では両行合算で1億円規模の資金利益に寄与した。
また、地方税統一QRコード対応システムを共同導入するなど、コスト削減のための改革も行なった。
両行が目標とする連携効果は、23年度がコーポレート2億円、コスト構造改革1億円、事務・システム共同化1億円の計4億円。以降も年間2億円ずつ効果を高めていき、26年度には10億円規模とする方針。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手