富士宮信金、営業店長向け金融実務ゼミ 本部業務の理解度向上
2023.05.10 20:34
富士宮信用金庫(静岡県、小池孝治理事長)は6月まで、全営業店長18人が本部業務を知る「金融実務ゼミ」を定期的に開催。本部各課の業務を知ることで多角的な視点を身に付けられることや異動時の業務内容を想定できると好評だ。
同ゼミは22年9月から毎月10日に開かれる部店長会議に合わせ開催。一回45分の講義で原則一日2コマ実施。講師は業務推進課長や人事課長など各課長が務める。内容は事前に寄せられた質問に対する回答や各部課の課題や今後の方針など。
5月10日の講義では監査部監査課の業務について、課長を兼務する土井康志監査部長が講師を務めた。監査部門から見た金融機関のリスクや金融庁の通常検査における指摘事例について解説した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 春の叙勲 金融界から24人
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高