広島信金、保育園児が屋上田植え 廿日市中央支店の入居ビル
2023.05.09 19:57
広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は5月9日、廿日市中央支店の入居ビルで「屋上田植え」を実施した。環境保全の取り組みの一環で、ビル利用者にリフレッシュしてもらうのが狙い。同じビルに入居する保育園児約30人が参加した。
アイグラン保育園の園児と先生が、プランター52個に稲の苗を植えた。同店の新入職員2人が作業を手伝った。米は10月ごろに収穫予定で「屋上米のおむすび」を作って、園児やビルに入居するテナント利用者らに振る舞う計画だ。
プランターは、ペットボトルをリユースした自動灌水システム付。屋上緑化施設をメンテナンスする上野園芸が管理する。
屋上田植えは今年で15年目。米のほかにトマトやスイカなども栽培する。同ビルには診療所や薬局、デイサービス施設なども入居。屋上は自由に出入りができる。
広島信金は「より豊かな環境を次世代に引き継いでいくため、屋上田植えを継続していきたい」としている。