SBI新生銀、AIで住宅ローン審査 最新デフォルトデータ反映

2023.05.09 04:50
事務効率化 AI 住宅ローン
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SBI新生銀行

SBI新生銀行は、8月をめどに住宅ローンの審査業務に人工知能(AI)を使った審査サービスを導入する。住宅ローン審査の事務効率化や迅速化につなげるためだ。


住信SBIネット銀行と日立製作所が共同出資した会社「Dayta  Consulting」(東京)が提供する「AI審査サービス」を採用する。複数行のデータを用いるコンソーシアム型(集団参加型)のAI審査モデルを活用し推計したデフォルト確率を提供するサービス。債務不履行になるデータの特徴を高精度で捉え、年1回の頻度で最新データに基づいて審査モデルを更新することで、最新のデフォルト傾向を反映する。


同行は、業界最低水準の住宅ローン金利で新規取り扱いに積極的に取り組んでおり、同サービスの導入を通じて審査業務の省力化や与信能力の向上を狙う。また、住宅ローン審査にかかる処理工数や期間を20~30%削減し、迅速な審査結果の回答を行うことで顧客利便性も高め、増加する住宅ローンに柔軟に対応する方針だ。

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