関西

近畿地区金融機関、預金獲得競争激しく 京都3行庫は500億円完売

近畿地区では京阪エリアを中心に、預金獲得競争が激化の様相だ。1年物定期預金で年1%以上を打ち出す金融機関も現れた。 京都では、京都銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫が年度明け以降、それぞれ500億円の定期を募集。金利は京都銀が

京都中央信金、創立85周年記念バスツアー 大阪・関西万博に1600人

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は、大阪・関西万博への日帰りバスツアーを開催している。創立85周年を記念した企画で6月26日まで実施。全15班・約1600人が参加する。 ツアーは「大阪・関西万博と贅沢(ぜいたく)フレン

万博会場内を見学する参加者たち(京都中央信金提供)
金融列島 NEWS 近畿、世界の風届ける貯金箱

「いつの時代も〝お金を大切にする〟気持ちは万国共通」――。尼崎信金が運営する「世界の貯金箱博物館」は、日本をはじめ世界62カ国のユニークな貯金箱約2万5000点を展示している。館内には、なじみ深い豚の貯金箱や、コインを台に置くと猫

近畿財務局、25年4-6月の企業景気判断 6期連続「下降」超

近畿財務局は6月12日、2025年4-6月期の法人企業景気予測調査を発表した。景気判断BSI(全産業・全規模)は、マイナス7.6ポイントと6期連続「下降」超。規模別では大企業(マイナス5.0ポイント)、中堅企業(マイナス2.6ポイ

滋賀県信保協、オリジナルキャラが誕生

滋賀県信用保証協会(西嶋栄治理事長)は6月12日、オリジナルキャラクター「さぽじろー&ブリ兄(にい)」が誕生したと公表した。ホームページや広報誌、SNS、各種パンフレットなどに掲載し、PRしていく。 「さぽじろー&ブリ兄」のネー

播州信金、医療・介護業界向け講演会 取引先80人が参加

播州信用金庫(兵庫県、和田高広理事長)は6月12日、医療・介護・福祉業界向け講演会を同信金の神戸本部で開催し、取引先から約80人が参加した。 船井総合研究所ワークエンゲージメント支援部シニアコンサルタントの植野公介氏が講師を務め

講演する植野氏(6月12日、播州信金神戸本部)
枚方信金、創業者に祝い金を贈呈

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)は6月12日、地元で創業した13人に「創業祝い金」10万円を贈呈した。枚方市総合文化芸術センター「ひらしんイベントホール」で贈呈式が行われ、市や商工団体、信金中央金庫の職員を含め約40人が参加

目録を手渡す吉野理事長(左、6月12日、ひらしんイベントホール)
京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ

京都中央信用金庫(京都市)は6月11日、植村幸弘専務理事(62)が理事長に就任する人事を発表した。白波瀬誠理事長(75)は代表権のある会長に就く。異動日は総代会を開く6月24日付。 白波瀬氏は2015年11月に理事長に就任。「顧

6月24日付で理事長に就任する京都中央信金の植村幸弘専務
大阪シティ信金、万博で未来の生活スタイル展 支援する中小企業が出展

大阪シティ信用金庫(大阪市、髙橋知史理事長)が取引先中小企業の出展を支援する大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン・リボーンチャレンジ」で、週替わりの展示企画「未来の生活スタイル~スマートルーム~」が6月10日に始まった。未来社

てんとう虫カラーで人気を集めた耐震カプセル(6月10日、大阪・関西万博リボーンチャレンジ会場)
大阪府信金協、マッチングフェア開催 6000人の来場見込む

大阪府信用金庫協会(髙橋知史会長=大阪シティ信金理事長)は6月10日、マイドームおおさかで「第13回ビジネスマッチングフェア」を開催した。加盟信金の取引先に販路拡大を後押しする。11日までの2日間で、6000人の来場者を見込む。

テープカットする髙橋会長(左から7人目、6月10日、マイドームおおさか)
顧客向けサービス業務利益250億円へ 西山・関西みらい銀社長

関西みらい銀行は、2024年度決算で当期純利益が196億円と中計最終年度(25年度)の目標を前倒しで達成、過去最高を更新した。25年度は業務粗利益で初の1000億円を目指す。西山和宏社長(59)に今後の施策などを聞いた。 ◇

インタビューに答える西山社長
大銀協、新会長に岩永・りそな銀社長 万博は経済成長への起爆剤

大阪銀行協会は6月9日、定時総会後に開いた理事会で2025年度の協会長にりそな銀行社長の岩永省一氏(59)を選任した。岩永氏の大銀協会長就任は、2020年度以来5年ぶり2回目。副会長には池田泉州銀行取締役専務執行役員の阪口広一氏(

就任あいさつをする岩永会長(6月9日、大銀協)
大阪信保協、池田泉州銀を表彰 「経営者保証改革」で2年連続

大阪信用保証協会(新井純理事長)は6月9日、「経営者保証改革推進」で池田泉州銀行を表彰した。選定基準は、経営者保証を不要とする取り組みおよび責任共有制度保証の推進に貢献した金融機関で、2023年度に新設してから同行が2年連続で表彰

新井理事長(右)から感謝状を受け取る鵜川頭取(6月9日、池田泉州銀本店)
奈良中央信金、チャリティーコンサート開催 渡辺真知子氏が名曲披露

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)は6月7日、橿原文化会館で「第30回ちゅうしんチャリティーコンサート」を開催した。「信用金庫の日」に協賛した取り組みで、1167人が来場した。 コンサートは、ストリートピアノの動画配信で

成協信組、大阪市内の取引強化 貸出400億円増けん引へ

成協信用組合(大阪府、大村佳三理事長)は、大阪市内に本社を構える企業との取引を強化する。御堂筋支店(中塚陽一理事支店長=職員34人うち渉外8人)に同市内の取引先を集約し、支店内に法人部も設置。大村理事長ら代表役員も積極的に取引先企

和歌山県信農連、特殊詐欺被害防止で研修会 JA職員など50人参加

和歌山県信用農業協同組合連合会(佐武徹郎理事長)は6月6日、特殊詐欺被害防止研修会を開催した。多発する詐欺被害の防犯意識を高める狙い。対面とオンラインのハイブリッド形式で、同信農連の職員のほか和歌山県農協の職員など約50人が参加し

商工中金大阪支店、統合「中金会」初開催 顧客組織578会員

商工組合中央金庫大阪支店は6月5日、大阪市内のホテルで「大阪中金会」の第1回総会を開催した。 大阪支店は2020年5月に旧梅田支店と旧箕面船場支店を店舗内店舗方式で統合した。ただ、大阪、梅田ともに大型店で顧客組織の会は併存してい

あいさつする関根社長(6月5日、ヒルトン大阪)
MUIC、巨大プロジェクションマッピング 万博ゲート付近で

三菱UFJ銀行などが設立した関西イノベーションセンター(MUIC、大阪市)は、6月6日から大阪・関西万博会場付近でプロジェクションマッピングを投映する「MEGA CANVAS(メガキャンバス)」プロジェクトを実施する。東ゲート付近

横浜冷凍の倉庫壁面に映し出されるMEGA CANVAS。東ゲート付近からも見える(6月6日、MEGA CANVAS運営事務局提供)
湖東信金、経済講演会に150人参加

湖東信用金庫(滋賀県、矢島之貴理事長)は6月5日、本店で「ことしん経済講演会」を開催。東京都の金型・治工具の加工メーカー「ダイヤ精機」の諏訪貴子社長を講師に招き、取引先など約150人が聴講した。 講演のテーマは、「町工場発!女社

あいさつする矢島理事長(6月5日、本店)
りそな銀、寝屋川市にセルフ収納機 市の業務量9割削減

りそな銀行とALSOKは6月5日までに、寝屋川市の新庁舎「寝屋川サービスゲート」に税金や公金を完全セルフ方式で収納する「税公金ソリューションシステム」を設置した。人手が要らない機械処理のほか、市側が金融機関に送る収納日報の自動作成

寝屋川市に設置された税公金ソリューションシステム(市提供)
大阪信保協、大阪シティ信金を表彰 24年度の金融機関感謝制度で

大阪信用保証協会(新井純理事長)は6月4日、2024年度の金融機関感謝制度で大阪シティ信用金庫(大阪市、髙橋知史理事長)を表彰した。同信金は「創業推進表彰」で4年連続、「経営改善支援表彰」は8年連続の受賞となった。 新井理事長が

新井理事長から感謝状を受け取る大阪シティ信金の髙橋理事長(右、6月4日、同信金本店)
滋賀県信保協、24年度優績店に感謝状贈呈

滋賀県信用保証協会(西嶋栄治理事長)は6月3日、大津市のびわ湖大津プリンスホテルで金融機関への感謝状贈呈式を開催した。2024年度の優績店が対象で38回目。 保証債務平均残高や連携協調支援、創業支援のほか、経営者保証非徴求、SD

みなと銀、日本公庫6支店と業務連携 危機時も金融サービス提供

みなと銀行は6月3日、日本政策金融公庫の兵庫県内6支店と「危機事象発生における業務連携に関する覚書」を締結した。 自然災害やサイバー攻撃などによりBCP(事業継続計画)対策の重要性が高まっているなか、危機発生時においても県内事業

永和信金、初のネット支店開設 アプリで非対面取引拡充

永和信用金庫(大阪市、翁長自夫理事長)は6月2日、初のインターネット支店「Uねっとアプリ支店」を開設した。個人顧客を対象に非対面取引を拡充する。スマートフォンアプリにより来店不要で口座開設や定期預金の契約などができる。 中野百子

同支店が設置された事務サポート推進部内で打ち合わせする中野支店長(6月2日)
京都中央信金地域創生部・山下次長、働きながら博士号 「業務に生かしたい」

勤務しながら博士号を取得――。京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)地域創生部の山下正人次長(52)は、3月に京都大学大学院で博士号(経営科学)を取得した。 大学院で学ぶきっかけは、担当先のある経営者から「高度成長期はがむし

学位記を持つ山下次長(5月7日、本店)
NTTデータ、AI審査モデル導入を支援 京都銀が利用開始

NTTデータは5月30日、金融機関向けデータ利活用基盤「Service Innovation Core(SIC)」にAI(人工知能)審査モデルを搭載し、5月から京都銀行が利用を始めたと発表した。銀行独自のノウハウを取り入れたAI審

日新信金、こども食堂に米を寄贈 設立50周年の社会貢献で

日新信用金庫(兵庫県、山本良一理事長)は5月30日、公益財団法人こども財団(明石市)に米300キロを寄贈した。「こども食堂」の運営に役立ててもらう。4月1日に迎えた同信金50周年の社会貢献活動の一環。 同信金では、「ブランド力向

佐野洋子こども財団理事兼明石市副市長に米300キロの目録を手渡す山本理事長(左、5月30日、西日本こども研修センターあかし)
南都銀、日本公庫奈良支店と覚書 危機発生時に業務連携

南都銀行は5月30日、日本政策金融公庫奈良支店と「危機事象発生における業務連携に関する覚書」を締結した。自然災害や感染症などの発生時に切れ目のない金融サービスを提供し、早期の事業者支援、災害復旧に貢献できる体制を整備。迅速な金融支

Stayway、補助金診断が拡大 非対面チャネル強化

Stayway(ステイウェイ、大阪市)が開発した「補助金診断サービス」の採用が地域銀行で拡大している。2023年の発売以来、千葉興業銀行や伊予銀行、北日本銀行などが導入。4月には地域銀で6行目となる山陰合同銀行が利用を開始。さらに

滋賀中央信金、事業融資先11年連続増 5000件を突破

滋賀中央信用金庫(滋賀県、沼尾護理事長)は、3月末の事業融資先数が前年同月末から142先増え、5089先となった。11年連続の増加。取引先の事業支援や資金ニーズの掘り起こし、新規開拓に取り組んできたのが要因。 信用調査会社と信金

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