ロボットペイメント、請求書後払い開始 年間利用100億円めざす
2023.02.09 19:54
ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント)は2月9日、請求書をクレジットカードで後払いできる「1click後払い」の提供を開始した。支払いの延長に加え、決済情報の集約による一元管理を実現。年間利用額100億円をめざす。
大企業のサプライチェーンでは、売上金の入金前に支払いがあるなど、資金繰りに課題を抱える。また、法人取引ではカード払いに対応する企業は少なく、後払いへの対応が求められている。従来、同社の「請求管理ロボ」で発行された請求書のみに展開していたものを、全ての事業者向け請求書に拡大する。
売り手は、フォーム上に請求書や振込先の情報を入力し、VisaとMastercardのクレジットやデビット、プリペイドの各種カードで決済。同社が請求元へカード決済日から最短5営業日で代金を支払い、買い手はカードサイクルに合わせ30~60日支払いを延長できる。手数料は買い手に3.8%を課す。
4月以降、ジェーシービー(JCB)も対象に加わる見込み。同社マーケティング部は、「請求書関連のほか会計関連の企業との連携を進め、企業の生産性向上事業拡大を支えたい」方針だ。