三井住友銀、請求書で排出量算定 データ収集自動化

2023.01.11 18:17
脱炭素
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三井住友銀行は1月11日、温室効果ガス(GHG)排出量算定を支援するサービス「Alli for Green」の提供を開始すると発表した。紙やPDFデータの請求書などから、GHG算出に必要なデータを自動的に収集し、業務を大幅に効率化させる。


同サービスは日本や米国、韓国に拠点を持ち、企業向けAIソリューションを提供するAllganizeと共同開発した。同社の自然言語処理技術により非定型の書類にも対応し、一般的なAI-OCRソフトのように抽出範囲設定をせずに高い精度で抽出できる。


多数の拠点を有する企業にとって、エネルギー使用量、使用月などのデータを排出量算定ツールに手入力することは大きな負担になる。請求書情報のデータ化業務を自動化し、目視による情報確認および転記に伴う工数を大幅に削減する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

三井住友銀、丸の内に事業共創施設 ビジネスを〝創る〟場に
オープンした新たな事業共創施設「HOOPSLINK」
三井住友銀、中国で外貨送金を簡素化 邦銀初の制度適用
メガバンク、外貨預金「小口分散」進む 非日系のメイン化道半ば
3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%

関連キーワード

脱炭素

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)