秋田銀、出資する洋上風力が稼働 国内初の大型商業運転

2022.12.22 19:27
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秋田銀行などが出資する秋田洋上風力発電(AOW)は12月22日、国内初となる大型洋上風力発電の商業運転を開始した。


AOWは2020年2月に着工し、22年9月24日に能代港20基と秋田港13基の風車全33基の設置完了した。総事業費は約1000億円。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行が共同主幹事行となり、国内外の金融機関との協調融資によるプロジェクトファイナンスを組成。


同事業の発電容量は約140メガワットを見込み、一般家庭約13万世帯の消費電力量に相当する。再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づき売電され、東北電力ネットワークが20年間にわたり買い取る。その期間、AOWは運転保守と維持管理を行う。


AOWは16年に設立。丸紅が中核の特別目的会社で、東北電などのエネルギー会社のほか、秋田県内企業7社が出資している。

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