日本生命、マイナカード活用 死亡保険金の請求勧奨

2022.12.06 18:20
保険・共済
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日本生命保険は、12月下旬からマイナンバーカードの「失効情報」を活用した死亡保険金の請求勧奨サービスを始める。保険業界初の取り組みで、マイナンバーカードの普及を利用した手続きの負担軽減が狙い。


新サービスでは、これまでの電話や面会による契約者の安否確認から、マイナンバーカードの「失効情報」を活用。同社のアプリに登録したマイナンバーカード情報と、野村総合研究所(公的個人認証サービス認定事業者)のカード情報を照合し、有効か失効かを確認。失効であれば、役所への照会や、近隣の支社から家族らに電話・面会で安否確認を実施。死亡が確認されれば、受取人に保険金の請求を促す。


対象は60歳以上の契約者で、契約者と被保険者が同一人物。


マイナンバーカードを活用した今後のサービス展開として、カードの有効情報を活用した年金支払いの自動化も検討している。

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