日本生命、マイナカード活用 死亡保険金の請求勧奨

2022.12.06 18:20
保険・共済
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

日本生命保険は、12月下旬からマイナンバーカードの「失効情報」を活用した死亡保険金の請求勧奨サービスを始める。保険業界初の取り組みで、マイナンバーカードの普及を利用した手続きの負担軽減が狙い。


新サービスでは、これまでの電話や面会による契約者の安否確認から、マイナンバーカードの「失効情報」を活用。同社のアプリに登録したマイナンバーカード情報と、野村総合研究所(公的個人認証サービス認定事業者)のカード情報を照合し、有効か失効かを確認。失効であれば、役所への照会や、近隣の支社から家族らに電話・面会で安否確認を実施。死亡が確認されれば、受取人に保険金の請求を促す。


対象は60歳以上の契約者で、契約者と被保険者が同一人物。


マイナンバーカードを活用した今後のサービス展開として、カードの有効情報を活用した年金支払いの自動化も検討している。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日本生命、アジャイル開発本格化 26年度にNITと新組織
大手生保4G、4~6月期決算 16%減益 円貨建て販売は好調
大手生保4社、営業職員の減少傾向続く 過去5年で1万人超
日本生命、出向者が情報漏えい 三菱UFJ銀行の内部資料
出向者の情報漏えいで謝罪する朝日社長(7月16日、都内)

関連キーワード

保険・共済

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)