ほくほくFG、経常収益が10%増の969億円 22年4~9月期決算

2022.11.11 20:21
決算
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決算説明をする中澤社長(11月11日、本社)
決算説明をする中澤社長(11月11日、本社)

ほくほくフィナンシャルグループ(FG)が11月11日に発表した2022年4~9月期決算(連結)は、経常収益が前年同期比10.3%増の969億円、経常利益が同23.8%減の145億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同29.1%減の93億円となった。経常利益と中間純利益は前年同期比より減少したものの、それぞれ期初予想を上回った。


北陸銀行単体では、コア業務粗利益が3%増の345億円、コア業務純益が16.1%増の144億円。北海道銀行単体は、コア業務粗利益が2.7%増の291億円、コア業務純益が20.1%増の114億円となった。


初の決算発表に臨んだ中澤宏・ほくほくFG社長は、「金融環境が大きく変わっていくなかで、本業利益が出ていることは胸を張れる」と評した。4月にスタートした3カ年の中期経営計画の進捗状況についても触れ、24年度までに2400億円の実行を目標に掲げている環境関連投資実行額が、9月末時点で906億円に達するなど、「概ね順調に活動できている」と説明した。

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