中国の歴代皇帝には、東晋時代の書家・王羲之(おうぎし)の真跡(直筆の書)を血眼になって集めたコレクターが少なくない。唐の太宗に至っては、最高傑作とされる「蘭亭序(らんていじょ)」を自らの墓に埋めさせたという。戦乱もあって肉筆は一点も残っていないが、皇帝らが精巧な複製を作って配下と共有したおかげで、彼の筆跡は今でも最良の手本とされている▼...
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