川崎信金、大田区セミナー初後援 未取引先へ存在感示す

2022.09.03 13:21
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波田野さん(左奥)がツイッターの活用方法を伝えた(9月2日、羽田イノベーションシティ・ピオパーク)
波田野さん(左奥)がツイッターの活用方法を伝えた(9月2日、羽田イノベーションシティ・ピオパーク)

川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は9月2日、大田区産業振興協会が主催する企業向けSNSセミナーを後援した。同区主催のセミナーを単独後援するのは初。オンラインと会場を含め260人が参加した。


同信金は4月、同区内に初の法人開拓事務所「大森オフィス」を開設。以降は同協会との関係強化に努めている。単独後援で都内進出に注力する同信金の存在感を示した。お客さまサポート部によれば「通常のセミナー開催の場合、複数の金融機関が横並びでかかわるのが通例」という。


会場は羽田空港隣の複合施設「羽田イノベーションシティ」内の交流スペース「ピオパーク」。講師にはツイッターのフォロワー5400人と一定の発信力を持ち、大田区内で溶接を営むハタノ製作所の波田野哲二さんなどが登壇。SNSを使った顧客開拓を指南した。


ハタノ製作所では近年、アーティストが作品で使う特殊な金属加工品の受注が増加。そこで彼らが作品で使えそうな自社製品の写真を投稿することで認知度を高め、結果的に新規客の獲得にもつながったことを紹介した。


お客さまサポート部の中村浩二部長は「参加者の中には未取引先もいて、当金庫の存在感をアピールする機会になった」と話した。

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