新潟・山形で記録的大雨、金融機関の一部店舗が臨時休業
2022.08.04 14:21
8月3日から4日にかけて発生した新潟・山形地域の記録的な大雨により、新潟県と山形県の金融機関に浸水被害などから一部店舗を臨時休業とする影響が出た。
新潟県内では4日、第四北越銀行が浸水被害などにより坂町支店と原信荒川店ATMコーナーを、村上信用金庫は幹線道路の冠水や土砂崩れなどで職員が出勤できないことから関川と荒川の2支店を、新潟県信用組合は浸水被害で荒川町支店をそれぞれ臨時休業とした。
山形県内では、4日9時時点で山形銀行のATM4台が使用できない状態。このうち2台は10時に復旧した。残る2台のうち飯豊町町民総合センターは人のひざ上まで浸水し、当面復旧のめどが立っていない。狩川出張所では通信障害が発生し、ATMを休止したが、12時25分頃復旧した。
気象庁は3日から4日にかけて、山形県と新潟県の市町村に大雨特別警報を発表。これまでに経験したことのないような大雨になっており、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高いことから警戒を呼び掛けた。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破