三菱UFJ銀、ブラッセルの記帳を集約 事業ポートフォリオ見直し

三菱UFJ銀行の全額出資子会社MUFGバンク（ヨーロッパ）は8月2日、ブラッセル支店の記帳を本店へ集約したと発表した。現地での記帳取引をとりやめ、本店との連携でサービスを提供する。

集約は8月1日。構造改革で進めている事業ポートフォリオの見直しの一環で、拠点運営の最適化と経営資源の最適配置を企図する。

MUFGバンク（ヨーロッパ）は2021年5月1日にも、スペインとウィーンの両支店の記帳を本店に集約。ドイツ支店ベルリン駐在員事務所を20年2月28日に廃所した。

このほか三菱UFJ銀のバハレーン支店を23年3月までに、ブエノスアイレス出張所を22年中に廃止する。カルガリー出張所は21年12月に、アブダビ支店を同年3月に廃止した。

MUFGバンク〈ユーラシア）のサンクトペテルブルグ出張所は22年1月に廃止した。