よい仕事おこしフェア実行委、山形・西川町と連携協定

2022.07.18 12:21
地方創生
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よい仕事おこしフェア
協定書を交わす(左から)川本理事長、菅野町長、山口理事長(7月17日、西川町役場第2庁舎)

よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)は7月17日、地域の活性化と産業の振興を図るため、山形県西川町(菅野大志町長)と包括的連携協定を結んだ。信用金庫の全国ネットワークを活用して西川町の魅力を発信する。町と実行委の連携窓口は山形信用金庫(山形県、山口盛雄理事長)が務める。


西川町は、同ネットワークの加盟信金と連携して地元産牛肉を新たなブランド牛としての認知度を高める「山形西川牛新ブランド化プロジェクト」をスタートする。また、「西川産コクワ×カステラプロジェクト」として、キウイフルーツに似た地元の果実「こくわ」を加盟信金を通じて長崎県の菓子メーカーとマッチングし、商品を共同開発する。事務局を務める城南信金の川本恭治理事長は「年内にも新商品を発表する」と明かした。


菅野町長は「信金さんは先義後利(せんぎごうり=道義を優先し、利益を後回しにするの意)の精神で地域の活性化に取り組んでいる。個々の信金のエリアは小さいが、全国の信金とつながりがある」と経済効果に期待を込めた。


今年4月に就任した菅野氏は、元財務省の職員。金融庁在職時に地域金融機関の行職員と地方公務員らで構成する「ちいきん会」の立ち上げで中心的な役割を果たした。その経験と人脈を活かし、信金業界と共に地元の特産品を全国に発信していく考えだ。

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