オリコ、SHOWROOMと資本業務提携

オリエントコーポレーションは6月22日、SHOWROOM（東京）が実施する第三者割当増資の引き受け契約を締結した。資本提携とともにデジタルコンテンツ市場において事業拡大を共同で進める。

SHOWROOMは、ライブ配信ストリーミングプラットフォームの「SHOWROOM」や、短尺映像を配信するバーティカルシアターアプリ「smash．（スマッシュ）」など、エンターテインメントとテクノロジーを掛け合わせた新しいサービスを展開している。

今回の資本業務提携により、今後、同社のプラットフォームでライブ配信を行う配信者とデジタルコンテンツの視聴者を対象にオリコが金融サービスを提供する。

また、ライブコマースなどデジタルコンテンツを通じた視聴者との新たな商品・サービスの提供の場とするほか、オリコ加盟店のデジタル化支援なども進めていく。

発表文でSHOWROOMの前田裕二社長は、「当社の持つクリエイターのデータを信用根拠とするなど、金融サービスと連携することでクリエイターが挑戦しやすい環境をつくることができる」とコメント。オリコの飯盛徹夫社長は、「互いの商品・サービス、テクノロジーを掛け算することで、お客さまに新しい体験価値を提供していきたい」とする。