飯田信金の新入職員、畔ぬりで地元に思い
2022.04.16 19:54
飯田信用金庫(長野県、小池貞志理事長)の新入職員9人が4月16日、飯田市内の棚田で農業体験した。コロナ禍のコミュニケーション不足解消と、県外の大学で学んだ新入職員も多いため、「地元や地域産業を学ぶ好機にして欲しい」(萩原光・人事部サブリーダー)と企画した。
当日は入庫時研修の最終日。新入職員は「日本の棚田百選」にも選ばれたよこね田んぼで10時から2時間、田植えに向けて、畦の防水性を高める「畔(あぜ)ぬり」を行った。9人は地域の指導者2人の指導を受けながら、鍬で重い泥をすくい上げ畦に塗り込み、棚田5枚(計300方メートル)を仕上げた。
新入職員は4月18日から配属店で勤務し、5月中旬の田植え、9月には稲刈りと農業体験を継続する。
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