各地で入社式、みずほ 3年ぶり対面で
2022.04.01 13:02
全国各地の金融機関で4月1日、入社式が行われた。2020年度、21年度は新型コロナウイルス感染症対策としてオンライン開催が多かったが、今年は対面開催に戻す金融機関が増えた。研修もリアル実施の増加が見込まれている。第四北越銀行や千葉銀行は、新入行員に抗原検査を行ったうえで実施した。東邦銀行には東京五輪400メートルハードル日本代表に選出された山内大夢(ひろむ)さんが入行した。
みずほグループは、9時から東京丸の内の本部ビルでみずほフィナンシャルグループ(FG)、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズの新入社員632名を対象にグループ合同入社式を開催。新型コロナ感染拡大防止のため収容率を50%程度に抑え2会場で開催時間をずらして行った。対面での入社式は3年ぶり。
木原正裕みずほFG社長は「何があってもへこたれるな。現状に甘んじるな。世の中で起きているあらゆることに関心を持つ」の3点を強調。「みずほのフィールドは広い、縦横無尽に駆け回り活躍してくれると確信している」と訓示した。
りそなグループはオンラインで開催し、新入社員482人が各職場から参加した。りそなホールディングスの南昌宏社長ほか、りそな銀行、埼玉りそな銀行など各社のトップが、お祝いのメッセージを伝え、新入社員代表6人が決意表明した。
南社長は、「一人ひとりが地道な努力を行い、仲間と切磋琢磨し自分らしいキャリアを築いてほしい」と激励。CMキャラクターのムロツヨシさんから、「何があっても柔軟性を持って笑っていてほしい」と応援のビデオメッセージも届けられた。
損保ジャパン、ひまわりでウクライナに思い

損害保険ジャパンは、SOMPOグループのシンボルであり平和の象徴、ウクライナの国花である「ひまわり」を白川儀一社長から新入職員一人ひとりに手渡した。「ひまわり」を通じてウクライナ及び近隣国への人道支援活動に対する寄付活動を実施していることも紹介した。
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