ほくほくFG、環境コンサルティング提供 脱炭素経営セミナー

2022.03.15 18:50
講演会・セミナー 脱炭素
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ほくほくフィナンシャルグループ(FG)傘下の北陸銀行と北海道銀行は3月15日、スタートアップ企業のゼロボード社(東京都)と共同で取引先向けの脱炭素経営に向けたオンラインセミナーを開催。約180人が参加した。


2月に同社と業務提携を結び、企業や自治体に二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス(GHG)排出量の算定・可視化クラウドサービスを提供するビジネスマッチング(BM)を始めている。


北陸銀の小林正彦取締役常務執行役員は冒頭のあいさつで、省エネから環境計画策定、環境ファイナンスまで「一気通貫の環境コンサルティングを提供することで、企業価値の向上につなげていきたい」と両行の基本戦略を説明した。


ゼロボード社の渡慶次(とけいじ)道隆代表は、脱炭素に関するグローバルトレンドを解説。GHGプロトコル(温室効果ガス排出量算定の国際基準)におけるサプライチェーン(スコープ3)への対応の重要性と中小・非上場企業への影響などについて解説した。



メガ1行地銀7行や企業、自治体など連携してエコシステム構築を目指すゼロボード社の取り組みについて説明する渡慶次氏(3月15日)
メガ1行地銀7行や企業、自治体など連携してエコシステム構築を目指すゼロボード社の取り組みについて説明する渡慶次氏(3月15日)

北海道銀の山崎哲也取締役執行役員は、今後も官庁、自治体と連携しながら地域の脱炭素化・サステナビリティ推進に寄与していくとし、「支援メニューを充実させていきたい」と積極的に取り組む姿勢をみせた。

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