【投信ランキング】銀行の運用損益別顧客比率、みずほ信託銀は92%がプラス
2025.11.04 04:50
※ニッキン投信情報11月3日号主要記事を一部抜粋してお届けします。詳細はニッキン投信情報11月3日号、またはニッキンレポート・投信情報ONLINEをご覧ください。ニッキンレポート・投資情報オンライン掲載の記事詳細はこちら!
運用益を出している顧客の割合は109行平均で73.9%
東京スター銀は運用損益率50%以上の顧客比率が39.5%
各行のホームページを参照し、2025年3月末における全国銀行の「運用損益別顧客比率」を調査した。
25年3月末時点の運用損益率が0%以上の顧客の比率(運用損益別顧客比率の「0%以上 +10%未満」「+10%以上 +30%未満」「+30%以上 +50%未満」「+50%以上」の4区分の比率の合計)が最も高かったのはみずほ信託銀で92.0%(金融商品仲介の取扱実績のみの銀行は除く)。2位は東日本銀で90.5%、3位はきらぼし銀で89.0%だった。金融商品仲介の取扱実績のみの銀行を含めても109行で90%を上回ったのは2行のみで、前年同期の86行から急減した。
109行の単純平均値は73.9%となり、24年3月末時点の平均値91.6%から17.7ポイント減と大きく低下している。
顧客の運用損益率が50%以上の比率が最高だったのは39.5%の東京スター銀。東日本銀が32.2%、スルガ銀が31.3%で続く。運用損益率が30%以上の顧客比率(「+30%以上 +50%未満」と「+50%以上」の合計)トップは、みずほ信託銀で64.0%。以下、東日本銀で58.9%、東京スター銀で56.0%という順だった。

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