【お知らせ】FIT大阪2025閉幕 2日間で3300人が来場
2025.09.05 18:17
西日本最大の金融ITフェア「FIT大阪2025(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、後援=全国銀行協会など13団体、協力=大阪銀行協会、しんきん大阪システムサービス)は、2日間の日程を終え9月5日開幕した。2日間で3321人が会場を訪れた。
今年のテーマは「地域密着型金融のデジタル革新」。地域金融機関が地域と経済の持続可能な発展を支援していくためには、デジタル化による業務革新やサービス創出が必要との思いを込めた。
2日目は台風15号の接近により早朝から公共交通ダイヤに乱れが生じたものの、京都中央信用金庫の白波瀬誠会長、植村幸弘理事長、大阪厚生信用金庫の大出重光理事長、枚方信用金庫の吉野敬昌会長、奈良信用金庫の菊澤竜一理事長ら経営トップや経営幹部、メガバンクや地域金融機関の行職員が多数来場した。

出展企業数59社、セミナーは2日間で42セッションを開催した。デジタル化を活用した業務効率化や営業強化に加え、デジタル化によって捻出した時間、コスト、経営資源を循環・再投資する先行事例も関心が高かった。25年の特徴として生成AI活用事例が増え、AIをどの分野でどのように活用していくかなど、先行する取り組みに関心が集まった。
2日目の基調講演は、金融庁地域金融企画室長の萬場大輔氏による「地域金融行政の現状と課題」を開催。午後に予定していた基調講演は、台風の影響で中止となった。

今回催したセミナーのうち21セッションは、9月24日から10月17日まで録画配信する。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 西武信金、役員OBが「幕賓役」で活躍 現役時の担当店サポート
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 西京銀、農業分野へ関与強める 出資や行員出向、専門部署も
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- auじぶん銀、1カ月定期の金利9%に 阪神リーグ優勝受け
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- やさしいニュース解説 地域金融機関の預金減少 動き始めた利用者
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- りそな銀 国内初、学習支援預金 公文の授業を一部無償化