1月の倒産452件、49年ぶり低水準 東京商工リサーチ調べ
2022.02.09 04:55
東京商工リサーチがまとめた1月の全国の企業倒産件数(負債1000万円以上)は前年同月比4.6%減の452件となった。件数が前年同月を下回るのは2021年6月以降、8カ月連続。1月としては、1973年の449件以来、49年ぶりの低い水準となった。負債総額は669億円で前年同月比約17%減少した。
1月のコロナ関連倒産は120件で前年同月比16%増加。21年1月から13カ月連続して100件超を記録しており、20年2月からの累計では2589件に達した。
地区別では北海道、東北、関東で件数が前年同月より増えた。産業別では運輸業が3カ月連続、建設業も2カ月連続で前年同月を上回った。