ふくおかFG3行、法人EB後継サービス開始 ISDN回線終了で

2022.01.11 19:42
決済・送金
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

ふくおかフィナンシャルグループの福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行は1月17日から、法人向けEB「データ伝送サービス」の後継サービスとして、「Anser DATAPORT(アンサーデータポート)」の取り扱いを開始する。NTT西日本・東日本が提供していたISDN回線が2024年1月に終了するため。


EBサービスは、企業と銀行のホストコンピューターを通信回線で接続し、総合振込など資金移動や会計情報を得られる仕組み。後継サービスのアンサーデータポートは、閉鎖的なネットワークを使って大量のデータ授受を高速かつ安全にできる。


利用企業には後継サービスの切り替えや法人IBへの移行を案内する。後継のEBサービスは月額2万2千円を予定。一方で、法人IBの基本料金は月額1430円、振り込みの一括伝送サービスは月額2200円で計3630円のため、大量のデータを伝送しない中小企業など大半は法人IBの移行する見込み。既存のデータ伝送サービスと「ANSERスーパーパソコンサービス」は23年9月29日で終了する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

M&Aサクシード、地銀のM&A業務を支援 プラットフォーム開放
新サービスの概念図
ふくおかFGが新中計、投資銀行業務を拡大へ 純利益1000億円目指す
ふくおかFG、純利益18%増の721億円 資金利益が11%増加
決算を発表する五島社長(5月12日、福岡証券取引所)
ふくおかFG、新興ITと戦略的パートナーシップ DX推進へ出資も

関連キーワード

決済・送金

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)