地域版はこちら
日本郵政、増田社長が退任 後任は日本郵便の根岸氏
2025.03.28 17:33
日本郵政は3月28日、増田寛也社長（73）が退任し、後任に日本郵便の根岸一行常務執行役員東海支社長（54）を充てる人事を発表した。同日開かれた指名委員会で内定。6月に開催予定の株主総会後に開く取締役会で正式決定する。
日本郵便も同日、千田哲也社長(64）が退任し、小池信也常務執行役員(56）が社長に就く人事を発表した。
増田氏は2020年1月から社長を務めていた。日本郵政グループは足元で、日本郵便が、ゆうちょ銀行の顧客情報を不正に流用していた問題の対応が課題になっている。
根岸 一行（ねぎし・かずゆき）氏＝54歳。94年東大卒、郵政省入省、17年日本郵便執行役員、19年常務執行役員。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング（過去１週間）
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36％減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1％