岩手銀、震災時に元本免除特約融資「バックアップ・プラン」が40社に
2021.12.26 04:53
岩手銀行は12月24日、取引先企業のリスク対策として取り扱っている震災時元本免除特約付き融資「バックアップ・プラン」を3社に実行した。同融資の取り扱いは2018年1月の開始からで、合計は40社になった。
同融資は、あらかじめ定めた震度観測点で震度6強以上の地震が発生した場合に、元本の50%または100%を免除する特約を付与されている。
資金使途は運転資金、設備資金で期間は5年。直接被害、間接被害の有無に関わらず、震度6強以上の地震発生で元本が免除される。借り入れ元本の免除部分については元本免除益となる。
今回、融資を受けたのは道路貨物運送業の「アンカーライン東北」(岩手県)、自動車整備工場の「岩手興産」(同)、不動産業の「東北パートナーズT―bird」(宮城県)。
3カ月ごとに融資利用先を募集しており、次回の融資実行は22年3月下旬を予定。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす